初心者は睡眠薬を通販で買える?買えない?
- 2021.09.29
- 通販・豆知識

睡眠薬を飲んだ経験がなくとも、通販で睡眠薬を買ってもいいのでしょうか?
実は、初心者でも通販で睡眠薬を購入するのは可能なんです。
しかし、そもそも自分の症状に合っている睡眠薬なのか、どのような効果があるのかはすべて自分自身で調べなければなりません。
ではどのようにして自分に合っている睡眠薬を見つければいいのか?
本記事では、初心者が通販で睡眠薬を購入する際の注意点について紹介していきます。
睡眠薬ビギナーはまずは病院へ行こう
これまで睡眠薬を処方してもらった経験がない人は、まずは病院で診察を受けましょう。
医学に精通している医者による診察を受ければ、あなたに合っている睡眠薬がどれなのかが分かるはずです。
ネットだけでかき集めた知識だけでは、症状に合っていなかったり、正しい飲み方が分からなくなったりする場合もあります。
そのような事態を避けるためにも、まずは病院です。
病院で診察を受けて、自分自身に合っている睡眠薬を処方してもらいましょう。
病院なら診断書が貰える
病院で診察を受けて、不眠症と診断された場合は診断書の発行が可能です。
任意なので有料で頼む必要がありますが、休職や休学したい場合に役立ちます。
特にストレス社会で生きている社会人にとって、仕事での人間関係や業務の影響で不眠症を発症する人がたくさんいます。
しかし、なかなか上司は休みをくれないといった状況になるパターンも。
そんな時に診断書が役に立つのです。
不眠症であるということを明記される診断書さえあれば、休職を申し出ることは可能。
一定期間、不眠症状を改善するために休職したいと思っている人は、病院へ行きましょう。
ちなみに当たり前ですが、通販では診断書は発行されません。
相談できる科は?
不眠に関する悩みや症状を相談したい場合は、内科や精神科、心療内科、睡眠専門の医療機関で診察が受けられます。
もし不眠以外の持病を抱えていたり、これまで飲んできた薬の記録がある場合はお薬手帳を持っていったり、初心の際には持病があることも必ず伝えるようにしましょう。
なぜかというと、睡眠薬とは別で飲んでいる薬によって引き起こされる不眠の可能性もあるからです。
また、うつ病を先に患っている場合は不眠症とうつ病を併発しているケースも。
併発しているケースは素人では判別が難しいため、不眠症状以外の病気も発病している場合は必ず専門医による診察を受けましょう。
睡眠薬をちゃんと調べよう!通販の落とし穴
病院での診察を終えて、自分の身体に合っている睡眠薬が分かった後に通販へと切り替える人は海外製の睡眠薬を熟知する必要があります。
例えば、海外版のルネスタ・ジェネリック。
日本ではエスゾピクロン錠として販売されていますが、海外ではハイプナイトやフルナイト、エスゾピック、ソクナイトと4種類もの商品名があります。
すべてルネスタのジェネリックなのですが、メーカーや発送国、価格が異なるという点があります。
また、医学的観点からみればハイプナイトやフルナイト、ソクナイト、エスゾピックといった薬はルネスタと同じ成分なので効果は同等といえます。
しかし、まれに「ハイプナイトは効くけどフルナイトは効かない」といった個人差が生じる可能性もあるんです。
ジェネリックなのでそこまで差が生じる可能性は非常に低いといえますが、そういったケースもあるということを覚えておきましょう。
また、病院では寝ても寝ても睡眠が足りないと感じる熟眠障害と診断をされたのに、入眠作用に特化しているルネスタジェネリックを買っても効果は得られません。
薬の効果は、商品ページごとに説明書きがされているのできちんと確認をして、自分の症状にあっているかをチェックしてから購入しましょう。
カスタマーセンターはアドバイスしてくれない?!
海外の医薬品を取り扱っている通販サイトは、大半がカスタマーセンターを設けています。
電話で直接やりとりをするサービスで、購入の際に困ったことがあればサポートしてくれます。
しかし、睡眠薬の選び方まではサポートしてくれません。
前述したように、通販で睡眠薬を購入する場合はすべて自分自身で下調べをしなければいけません。
電話での問い合わせを受けているカスタマーセンターは、あくまでも睡眠薬購入の際に決済を間違ってしまったり、重複注文してしまったといったトラブルを解決してくれる存在。
そのため、薬については一切答えてくれないのです。
「なんて冷たいんだ!」
「ちょっとくらい教えて欲しい」
という風に感じるかもしれませんが、実は薬についてユーザーに対してアドバイスをしないというのも薬事法で決まっているルールなんです。
薬についてアドバイスをしたり、あなたにはこの薬が合っていると判断ができるのは医者のみ。
しかし、カスタマーセンターの人は医者でもなんでもありません。
医師免許を持っている人が対応をしているわけではないので、購入者に対して薬の効果や症状に合っているかどうかなんて答えてはいけないのです。
もし答えている人で医者免許を持っていない人なのであれば、それは犯罪行為に該当します。
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